基本的な作業手順は、以下の通りです。
詳細は、充電器添付の取扱説明書を熟読したうえで、正しい手順で行ってください。
1)充電器で充電する場合は、バッテリーを車両から取り外してください。その後、充電時に発生するガスを拡散させるため、コインなどで液口栓(6カ所)を全て取りはずしてください。
※バッテリーの使用中(充電中)には、酸素
ガス・水素ガスが発生しており引火爆発の
危険がありますので火気厳禁です。
※液口栓をゆるめた状態の作業は、エンジン
ルーム内で液口栓が落下(紛失)するリスク
もございます。
2)充電前にバッテリー液量を確認してください。バッテリー上面を水で湿らせた布で拭き、静電気を取り除いてください。液面が LOWER LEVEL(最低液面位置) 近くまで低下している場合は補水してから充電してください。
※補水の手順は
こちら をご参照ください。
※液不足で極板部分が露出している場合には、
爆発の原因になることがあります。
3)充電時間の目安は 4 ~ 12 時間です。(充電完了に必要な時間は放電程度により異なります)充電電流は要項表の普通充電電流にしてください。
※充電完了の目安は、バッテリーの各セル(液口)
から盛んにガスが発生してきたら充電完了の
サインです。
また、バッテリーも温かくなります。
4)充電完了後は 30 分~1 時間程 放置後、ガスが抜けるのを待ち、液口栓を確実に取り付けてください。
<備考>
※風通しの良い場所で充電してください。
※充電する場合は火気厳禁です。火気を近づけるなど 取扱いを誤るとバッテリーの引火爆発の原因となります。
※応急的に急速充電を行う場合には、充電時間を30分以内としてください。急速充電はエンジンが始動できる状態までバッテリーを回復させる充電です。満充電にするものではありません。
※充電器のスイッチが入った状態で、接続クリップの接続や取りはずしは絶対に行わないでください。静電気によるスパークにもご注意ください。
型式別の普通充電電流、および充電時間の目安につきましては、取扱説明書をご参照いただくか、以下をご確認ください。